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js-STARの教科書 XR+対応版 #33 〜7.多変量解析(3) 回帰分析

7.5 回帰分析

回帰分析は、変数間の関係を利用して、 1つあるいは複数の変数の値を用いて、目的の変数の値を予測する分析手法です。

■画面構成
<参加者数と独立変数xの数の設定>
セルに値を直接入力するか、セルの右端の上下【▲▼】ボタンをクリックして値を増減します。

<変数チェック>

説明変数の項目数に応じて、変化します。初期値はすべて1にチェックが入っています。分析対象から除外する変数のチェックを外します。

<データ入力セル> 

セルレイアウトです。キーボードからの直接入力も可能ですが、表計算ソフトなどから「一括代入エリア」に貼り付けたデータを一括して代入するのが簡単です。
● 表示変更ボタン
参加者数が10人を越えた場合、スクロールバーを使って一部隠れたセルを確認することができます。【▽全体】ボタンをクリックすると、すべてのセルが表示されます。

<一括代入エリア>

半角スペース、カンマ、TAB のいずれかで区切られた数値データを一括してセルに代入できます。表計算ソフトなどとの連携に利用します。

<Rオプション>
Rプログラムのオプションを指定します。

<結果エリア>
分析結果が出力されます。結果エリア上部には、【保存】【コピー】【消去】【タブ変換】のメニューがあります。

<Rプログラム>

Rと連携するためのプログラムを出力します。
Windows、MacOSでは「データ入力方法」が『クリップボード読込』に自動設定され、3枠の出力になります。
それ以外のOSでは「データ入力方法」が『画面貼り付け』に自動設定され、2枠の出力になります。

■使い方
分析用のデータは、あらかじめ表計算ソフトなどに入力しておきます。

● js-STARとRの両方を起動します。
0. js-STARで手法【回帰分析】を選択します。
1. 【参加者数】と【独立変数xの数】を設定します。

2. データを入力します(表計算ソフトからコピペします)。
(1) 表計算ソフトで範囲を選択します。
(2) 【コピー】をクリックします。
→ クリップボードにコピーされます。

(3) js-STARで「一括代入エリア」内をクリックします。
→ エリアが広がります。
(4) 「一括代入エリア」内を【右クリック】から【貼り付け】を選択します。
→ データが貼り付けられます。

(5) 「一括代入エリア」の右下隅の【代入】ボタンをクリックします。
→ データがセルに代入されます。

3. 【計算!】をクリックして計算結果を出力します。

4. js-STARでデータ入力方法の【クリップボード読込】を選択します。
5. js-STARの第一枠【コピー】 → R画面に【ペースト】

6. js-STARの第二枠【コピー】
→ R画面を【クリック】 → 【↑】キー → 【Enter】キー

7. js-STARの第三枠を【コピー】 → R画面に【ペースト】

■モデルの入力
初期モデルを「ユーザー作成モデル」に設定すると、モデルの式を入力できます。

ボタンを使わずに、直接キーボード入力することもできます。

【Shift】+クリック、または【Shift】+ドラッグandドロップで、「+」が付加されます。

【Del】をクリックすると、一文字ずつ消せます。

【Del】をドラッグandドロップ、または【×】をクリックで、式が全部消えて、空欄になります。

#jsSTAR #フリーソフト #統計 #データ分析

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